謹賀新年 2025

Img004871
薄緑色の防腐剤浸透済1×4材でDIYしたポストは、その後塗装もしないのに13年経った今も健在ですが、内側に施した生木の手すりはボロボロになっています。
2025/01/01 升

| | | コメント (0)

2024/09/14

鱧と金魚と三回忌

骨切り処理を施されたハモを見つけ思い出したことがある。 2003年6月にロタ島の海で命を落とされた五明さんの「お別れ会」は、全国から沢山の人が東京に設けられた会場に集まった。伺うと、隣で釣りをしていた見知らぬ人の釣り針が根がかりしたのを何とかしようと、海に飛び込みそのままだったと言う。あんなに頑丈な人が、何とあっけな...

» 続きを読む

| | | コメント (0)

2024/07/16

知床で夢を買った話

1.1973年札幌の学校に通っていたとき、夏休み早々に、札幌21:05発急行大雪52号に乗った。大雪52号は下りの函館本線を走り、旭川で3分間停車した後石北線に繋がり、乗り換えなしで終着駅網走に翌朝の06:59分に到着する。 日本交通公社発行時刻表1973年より 以下同じく 曜日は忘れてしまったが、その日は、尋常な混み...

» 続きを読む

| | | コメント (0)

2024/06/28

あさひが照らす落石の岬

日本各地から出航した北米航路の船舶は、まず太平洋岸を北上し、昼ならば北海道の東の端の白地に太い赤のストライプの入った灯台を、夜ならば8秒間隔で光る灯りを、霧の中ならば30秒間隔で5秒を二回吹鳴する霧笛を、それぞれ頼りに主舵を切って日本列島に別れを告げ大陸に進路を向けたという。 落石灯台 by海上保安丁 東経145度30...

» 続きを読む

| | | コメント (0)

2024/06/09

赤魚粕

最近、粕漬けをあまり見かけなくなった。奈良漬もまたしかり。漬け魚界では素材に風味を与えてくれる、西京に勝るとも劣らない、優秀な副材料だ。 日本酒を絞り取った後の米のカス。昔は、粕汁にしたり、甘酒をこしらえたり、板粕を素焼きにしておやつにしたり、魚肉や野菜を漬けたり、活躍の場所がたくさんあった。昭和人の飲んだ日本酒のピ...

» 続きを読む

| | | コメント (0)

«ジンタンガラスの冷奴Ⅱ