スルメイカの丸ごと塩辛
大きさから察すると、今年の3月 東シナ海産まれの、子供たちのようだ。
ボイルすればきっとホタルイカと間違われてしまうだろう。
こんな小さなモノをわざわざ獲る人はいないはず。
もっと、大きく太らせてから獲ればいいのに、と誰しもが思うだろう。
薄学の私では、バッチ網と呼ばれるシラス網に混獲されたのでは?と、説明するしか出来ない。
スルメの子供たちを不憫に思い125円を支払って自宅に連れて帰った。
② 適当な瓶に①を入れ、適量の塩を追加して軽く混ぜる。
③ 冷蔵庫で熟成させる。
冷奴に乗せる“旨い物”がまた一つ出来上がった。
2007/05/23 升
特記
偶然にも杉田東急ストアで手に入れた、“島豆腐”を使用しました。
引用文献
ひょうごの旬マガジン(http://www.shunmaga.jp/zukan/index.htm)
季節群
三っの季節群があるが、棲息場所や産卵場所が重複しており、それぞれ独立した集団かどうかは定かでない。
・秋期発生群(産卵期9~11月):九州西方域で発生し、日本海沖合を中心に分布する。成熟サイズは27~33cmと大型で日本海側に大きな群で分布する。
・冬期発生群(産卵期1~3月):東シナ海を中心に発生し、黒潮にのって三陸沿岸や道東にまで分布する。成熟サイズは24~27cmと中型で資源量、回遊規模は最も大きい。
・夏期発生群(産卵期・・日本海中部7~9月、西南部6~8月、九州西岸5~7月):小規模で主に隠岐から能登にかけた日本海に分布する。15~23cmと小型。
日本一周の大旅行
冬生まれ群の中には時計回りと逆に、太平洋→オホーツク海→日本海→東シナ海という、日本列島を一周することが96年の標識放流調査の結果明らかとなった。
産卵
オスはメスよりも2~3ケ月早く成熟するため、交接行動は産卵の2~3ケ月前に行われる。交接はまず雌雄が表層に浮上して活発に遊泳し、相互に接近して体を平行に重ね腕を絡め合い、次いで頭部を下にしてゆっくりと旋回しながら沈んで行く。交接は3~10秒で終了する。この間にオスが精子の入ったカプセル(精夾)をメスの口の周りに植え付ける。
卵は直径0.8~1.0mm、短径0.7~0.8mmの球に近い楕円形。3~4000粒程が直径30~80cm程のゆるい寒天質の透明球体に包まれて産出される。
この寒天質の卵塊は中層浮遊性で海の中層に浮かんでいる。1卵の卵塊を産出する
時間は約2時間以内。外套長25~30cmのイカで30~47万粒を数回に分けて産卵する。産卵を終えたイカは一生を終える。
成長
水温15~20度で4~5日で孵化する。稚魚の外套膜は1cm、3ケ月で4cm、6ケ月で19cm、8ケ月で22cm㎝に成長。秋期発生群が最も大型になり、メスの方が成長もよく平均して1cm程大きい。餌はオキアミやヨコエビ類などの浮遊性の甲殻類、ハダカイワシ類やイワシ類の小型魚類を食べ、時には共食いもする。
イカの食事
10本の腕を、コウモリ傘をたたんだ様にして、まるでロケットのように直進し、瞬間的に2本の触腕の吸盤で捕らえ、残りの8本の腕でしっかりと抱きしめる。 捕らえた魚の後頭部を固いクチバシで一気にかじり、脳から脊髄への神経系を瞬時に切断してしまう。こうすれば腕の中で魚は暴れることも出来ない。さらにあまりにも大きな魚の場合には、まず最初に頭の固い部分だけきれいに切り取ってポイと捨て、残りの肉の部分をコツコツかじりながら食べていく。時には脊髄骨や尾の部分も食べずに捨ててしまうこともある。イカ同士の共食いでも、美味しそうな胴体部分だけを食べて、耳(ひれ)の部分と腕の部分を捨ててしまう。
漁法
光に集まる習性を利用して、集魚灯で誘い全自動釣り機により、流れ作業式に漁獲されるのがほとんどである。シーズンとなる夏の日本海上は、人工衛星のカメラにもはっきりとらえられる程のあかるさで、不夜城が出来るという。その名をシャンデリア漁ともいわれる。他に底曳網や定置網、刺網漁もある。
イカの寿命
魚の鱗や耳石に刻まれた成長輪を読み取ることで、その魚が何歳であるかが判ることをご存知の方は多いと思う。魚類と同じ機能を持つ石がイカ類にもあることが判った。その石は頭部の平衡胞の中にあり、平衡石とよばれている。平衡胞はイカの加速度を検出し、平衡感覚をつかさどる。平衡石は加速度のセンサー的役目を果たしている。その石から一部のイカを除いて、ほとんどのイカは1年が寿命であることが判った。
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