蕗(フキ)の花は咲かなかった
西のはずれの竹やぶと草むらの端境に、大きな葉っぱのフキが群生しているのを、昨年の6月に発見した。
調べて見ると、フキは日本原産でキク科に属し、学名はPetasites japonicus(日本のフキ属という意味)。
春先に先ず花が地表に出て咲き、その後に葉柄が伸びて葉が開くとある。画像は敷地内に一株だけ見つけたフキノトウ(中央に枯れた花柄が二本みえる)。
すなわち、フキノトウはフキという名の植物の一部(花蕾)であるとうたっていて、別種ではないということだ。
春先にはフキノトウがさぞや沢山頂けるものと1月下旬から楽しみにしていたのだが、とうとうトウが立たぬまま初夏を迎えてしまった。
今年も昨年と同じ場所に同じように大きな葉っぱが開いた。
早速調理して、
蕗味噌と醤油煮で美味しく頂いた。
フキの花は咲かなかった。
どうして?
2018/4/6 舛
示]
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コメント
hiroko様
ご教授ありがとうございます。
調べてみたら
「Adenocaulon himalaicum」
全くの別属の植物の様ですね。
夏に花が咲くのを楽しみにします。
それにしても植物図鑑は、
私のような素人には不親切ですね。
投稿: noboru | 2019/04/16 06:48
フキの花の検索をしていてたどり着きました。
このページの上の写真は、多分ノブキという別の種類です。これは葉が出てから初夏に花が咲きます。
下の写真はフキで春の早い時期にふきのとう(フキの花)が出てそのあと葉っぱが出ます。
投稿: Hiroko | 2019/04/16 00:44